自転車は

左側を走るんだよ!


自転車通勤の途中、幼稚園が2つある。

抜け道的な所を、まるで自分達専用道路と勘違いしてるのか、
と思うような登園する親子がいる。

そう広くもない道の真ん中を並列して走ったり、
この間は、3台が横並びで走っていた。
しかもしゃべりながら、たらたらと。
追い越すこともできやしない。
一番左を走っていた人が後ろの私に気がつき
「あ、すみません」とよけたけど、
真ん中を走ってる人はそのままよけようともしない。
そういうの、子どもが見てるんだよ。
そういうことしていいんだ、と思って自分で自転車に乗り出したら
同じことするんだよ。
それがどれだけ危ないか、なんでわかんないんだろう。

また別の道路だけど、子どもを前のいすに乗せた父親らしき男と
母親らしき女が手をつないで並列して走ったり。
交差点で、右側を並んで走る父親と女の子は
もう少しで曲がってくる車と接触しそうになっていた。
自転車が左側だったら、車からも視界に入っていたのに。
それなのにその後も、その親子は右側をずっと走っていってしまった。

私も子ども二人を預けていた保育園には自転車で通っていた。
でも、少なくとも子どもと一緒のときは
子どもが大きくなって自分で自転車に乗るようになってからも
必ず、左を走るし、子どもにも声をかける。

今日の帰りも踏み切りで待っているところから
自転車で右側にいる若い母親がいた。
抱っこ紐で赤ん坊を抱いて、荷台には買い物袋がいくつか。

この踏み切りは、車は片側通行で、線路沿いに並んだ道路があり
その道路に行きたいときは確かに踏み切りの右側を走らないと
対向車が来ると曲がれないし、左側だと待っている場所も狭い。
それでも、向かい側から自転車や人が来るし、
やっぱり左側を通らないと危ないのだ。

その母親もその線路沿いの道路へ行くのかなぁ、
でも、赤ちゃん抱っこしてるんだし、あぶないよなぁ、
と思ってみていた。

ところが、直進するのだ、彼女。
しかも対向車がくる。
踏み切りの警笛も鳴り出した。
対向車の間を縫うように左側に寄る。
で、そのまま左側を走ればいいのに、
また右側に移ったのだ。

左側には私以外にも、自転車が2台。(こちらは縦一列ですよ、もちろん)
前からも後ろからも車が来る。
でも、彼女が右側を走っているから
車は両方とも止まってしまう。

この人の子どもが大きくなって、幼稚園に通いだしたら
やっぱり右側を通って登園するんだろうな。

そうしてその子どもも、自転車は自分の好きな方を走っていいんだと
思ってしまうんだろうな。

小学校の副校長が嘆いていた。

「学校で安全指導のため、自転車の左側走行を子ども達に教えても
 街中では、高校生が携帯を見ながら走っていたり
 大人が右側を走っていたりします。
 子ども達に自分の身を守らせるためにも、
 まず大人の皆さんから、きちんと交通ルールを守っていただきたいのです。」

自転車で交通事故になったら、
自分はもちろん痛い目に会うし、
相手が車なら、自転車が右側通行していても
やっぱり車の方が立場が悪くて、運転している人はえらい迷惑を受けるし、
相手が人なら、最悪の場合、死亡事故になることだってある。

大人が守らないのに子どもに言えないじゃん。
子どもを守れないじゃん。

自転車は本当に便利だし、エコだし、
生活に欠かせないものだけど
だからこそ余計に、ちゃんとルールを守ろうよ。
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by dackslove | 2011-06-08 00:26 | 世の中